大阿蘇を源とする菊池川の自然に恵まれた山鹿において地域の精神と文化の拠り所に
専立寺は、室町時代に方保田のこの地に建立されました西光寺から数えれば500年余り、専立寺となりまして400年という年月を経まして、今もなお皆様の支えをいただき、仏教の教えを伝える場、命の尊さを伝える場として存在しています。
当寺に残る資料によると詳しくは、清和天皇の子孫で23代の隈部親時が京都から菊池家7代の菊池隆元を頼って当地に移住しました。 隈部親時は世の盛衰を感じ、出家して浄土真宗本願寺より免許と寺号・西光寺を賜り、当地で1508年(永正5)に開山しました。 西光寺が加藤清正に招請され、空き寺になった時に、隈部親時の3代後の隈部了加が1613年(慶長18年)に専立寺の寺号を得て、今日に至ります。
大阿蘇を源とする菊池川の自然に恵まれた地・山鹿において、500有余年を仏様の教えを伝え、地域の方々の思いをいただきまして、地域の精神と文化の拠り所となってまいりました。
現在は浄土真宗の単立寺院となっています。